教導の聖女エクレシア

今回、紹介するデッキは【召喚ドラグマ】です。

【召喚ドラグマ】というデッキは、最近出たパック「RISE OF THE DUELIST」で登場したテーマの【ドラグマ】と【召喚獣】を混ぜたデッキです。

融合召喚を多用する【召喚獣】と、「教導の聖女エクレシア」を中心とした【ドラグマ】は相性が良く、強力な先行盤面を繰り出すことが出来ます。

では、【召喚ドラグマ】のデッキレシピを見ていきましょう。


【デッキレシピ サンプル】

召喚ドラグマ20200901


召喚ドラグマ 優勝デッキレシピ「バトロコ横浜伊勢佐木町 8/11」

召喚ドラグマ 優勝デッキレシピ「TSUTAYA鈴鹿 8/5」



【メインデッキ】



召喚師アレイスター
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1800
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。


【理由・解説】
デッキから「召喚魔術」をサーチする事が出来て、【召喚ドラグマ】の主軸パーツです。
「転生炎獣アルミラージ」から「セキュア・ガードナー」にリンク召喚する事が出来て、簡単に「召喚獣メルカバー」を出すことが出来ます。



教導の聖女エクレシア

教導の聖女エクレシア
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。


【理由・解説】
「召喚師アレイスター」と相性が良く、「召喚獣メルカバー」を融合召喚した後に特殊召喚する事が出来てデッキから【ドラグマ】カードをサーチする事が出来るので、後続の妨害カードを持ってくる事が出来て便利です。





教導の大神祇官
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。
相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。


【理由・解説】
エクストラデッキから、お互いに2枚墓地に送る効果を持っており「旧神ヌトス」を墓地に送ることが出来れば相手のカードを破壊する事が出来るので、とても便利です。



ドラグマパニッシュメント

ドラグマ・パニッシュメント
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、
対象のモンスターを破壊する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。


【理由・解説】
エクストラデッキから「旧神ヌトス」を墓地に送れば、一気に2枚のカードを破壊する事が出来るのでかなり優秀なカードですね。



影衣の偽典

影依の偽典
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分のフィールド・墓地から、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。


【理由・解説】
「教導の大神祇官」から「エルシャドール・アプカローネ」を墓地に送ることでサーチする事が出来て
相手のターンに【シャドール】融合モンスターを特殊召喚する事が出来ます。



【エクストラデッキ】

灰儘竜バスタード

灰燼竜バスタード
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):このカードが融合召喚に成功したターン、
このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。


【理由・解説】
墓地に送られたターンのエンドフェイズにデッキから「教導の聖女エクレシア」を特殊召喚して、「教導の騎士フルルドリス」を手札に加える事が出来て妨害カードを手札に構えておくことが出来てます。



旧神ヌトス

旧神ヌトス
融合・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻2500/守1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


【理由・解説】
墓地に遅れた時にフィールドのカードを破壊する効果を持っているので、【ドラグマ】とは、かなり相性が良くて「天底の使徒」から墓地に送り後攻で牽制する事が出来るので必須カードです。



エルシャドールアプカローネ

エルシャドール・アプカローネ
融合・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
属性が異なる「シャドール」モンスター×2
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果を無効にする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「シャドール」カード1枚を選んで手札に加える。
その後、手札を1枚選んで捨てる。


【理由・解説】
こちらも前述のカードと同様に墓地に送られたら、デッキから【シャドール】カードをデッキからサーチする事が出来て「影依の偽典」をサーチする事で相手ターンの妨害を増やすことが出来ます。



【展開例】



【必要札】「召喚師アレイスター」1枚
【最終盤面】「召喚獣メルカバー」


「召喚師アレイスター」通常召喚、(1)の効果で「召喚魔術」をサーチ

アレイスターを「転生炎獣アルミラージ」にリンク召喚

「転生炎獣アルミラージ」を「セキュアガードナー」にリンク召喚

「召喚魔術」を発動して、「召喚獣メルカバー」を融合召喚


【必要札】「召喚師アレイスター」+「教導の聖女エクレシア」
【最終盤面】「召喚獣メルカバー」+「エルシャドール・ミドラーシュ」+手札に「教導の騎士フルルドリス」

「召喚師アレイスター」通常召して(1)の効果で「召喚魔術」をサーチ

アレイスターを「転生炎獣アルミラージ」にして「セキュアガードナー」にリンク召喚

「召喚魔術」を発動して「召喚獣メルカバー」を融合召喚します。

「教導の聖女エクレシア」を(1)の効果で特殊召喚後、(2)の効果を発動してデッキから「教導の大神祇官」をサーチします。

墓地のアルミラージを除外して、「教導の大神祇官」を(1)の効果で特殊召喚
「教導の大神祇官」の(2)の効果を発動します。
お互いにEXデッキから2枚カードを墓地に送ります。

「エルシャドール・アプカローネ」と「灰燼竜バスタード」を墓地に送ります。
その後、アプカローネの(3)の効果を使い「影依の偽典」をサーチします。

「影依の偽典」をセットして、エンド時に「灰燼竜バスタード」の(3)の効果を使ってデッキから「教導の騎士フルルドリス」をサーチします。

これで、場に「召喚獣メルカバー」と「影依の偽典」がセットされ、相手ターンに「エルシャドール・ミドラーシュ」を出すことが出来ます。



【立ち回り】

基本的には「召喚師アレイスター」と「教導の聖女エクレシア」がこのデッキの要です。
アレイスターで初動の妨害を立てながら、「ドラグマ・パニッシュメント」などの罠を構えて相手の行動を妨害します。



【まとめ】

最初の方では、【オルターガイスト】や【HERO】と混ぜるのが良いなどと言われていた【ドラグマ】ですが「召喚師アレイスター」1枚からEXデッキから簡単に「召喚獣メルカバー」などが出せる事が評価されて【召喚ドラグマ】と言うデッキタイプが生まれました。

エクストラデッキから墓地に送る効果を多用する事で有利にアドバンテージを取ることが出来て、相手の妨害カードもサーチする事が出来る【召喚ドラグマ】は今現在、人気なテーマでありこれからも強化カードが追加される可能性が高いのですがそれと同時に制限改訂でどうなるか・・・